【米国ETF】HDVってなに?

お金

アメリカにある資産運用会社(BlackRock)が提供している金融商品のひとつです。

この商品を買うことで、配当利回りが高い会社を70社ほどまとめて買うことができます。

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BlackRock社について

運用総額:約8.68兆ドル

BlackRock社HP:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja

運用総額世界1位の資産運用会社で、低コストの投資信託やETFを提供しています。

BlackRock社が提供している「iシェアーズETF」は世界のETF市場における「iシェアーズETF」のシェアは、34%と世界最大です。

日本では118本のETFを購入することができます。

ETFとは

ETFについてはこの動画がわかりやすいです。

『ETF』をアニメーションで解説!

ETFひとつ買うだけで多くの銘柄に分散投資されるので、ひとつの会社の株を買うより、リスクを抑えた投資ができます。

また、銘柄の入れ替えも運用会社がやってくれるので、業績が悪化した企業は除外されるようになっています。

その分経費は掛かりますが、規模の大きいETFになると経費率は低くなるのでお手軽です。

また、1口:1万~2万円ほどで買えるので、いきなり日本株を100株から買うより始めやすいと思います。

  • BlackRockで取り扱っているETF:一覧
    • コモディティ
    • 不動産
    • 債券
    • 株式

HDVはこの中の株式ETFに含まれています。

HDVについて

BlackRock公式:HDV概要

HDVの情報2021/03/19時点

基準価格93.89ドル
経費率0.08%
分配利回り3.75%
株式数74
純資産総額63.2億ドル

BlackRock公式HPとSBI証券で基準価格と純資産が少し違いますが、公式HPの方が正しいと思います。

SBI証券 HDV 株価
SBI証券 HDV ETF情報
SBI証券 HDV 10年株価推移

株価の10年チャートです。3月暴落のインパクトが大きいですね。長い目で見ると株価は伸びているので、長く持っていたいと思うような銘柄です。

配当金目当てで買った銘柄ですが、買い付けたタイミングが良かったので評価額もプラスになりました。買い付けた時の配当利回りは、税引き後3.3%ほどでした。

※海外株式は配当を受け取るときに二重課税になるので、配当利回りを0.72倍するとおよその手残り金額になります。ざっくり3割減です。(外国税10%、国内税20.315%)

HDVのなかみ(セクター比率)

上位3セクターは

  1. エネルギー
  2. ヘルスケア
  3. 通信

となりました。

ディフェンシブ業界が上位を占めているので、配当が安定してもらえそうな感じです。

配当金推移

HDVの運用実績に過去の配当データがすべて書かれていたので、グラフにしてみました。

2011年は3月の配当が無かったので他と比べると低いですが、その年を除くと順調に年間配当が伸びていることがわかりました。

長く持っていたいと思うような配当推移ですね。

まとめ

HDVは

  1. 経費が安い(0.08%)
  2. 分散が効いている(約80社、12セクター)
  3. 運用会社が大きい(運用総額 約8.68兆ドル)
  4. 配当金が増加している(8年で約1.7倍)
  5. 株価の伸びも期待できる

なので、暴落の時などに買い付けることができれば長く持ち続けて大切にしたいです。

以上、資産形成の参考になればと思います。

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